思考が整理されると、組織の止まりどころが見えてくる― 経営者の思考整理から、組織エンゲージメント可視化へ ―
- 組織開発伴走支援(研修・チームコーチング・新規事業)

「考えているのに、なぜか前に進めない」
12月中旬、ある経営者の方との対話から、この一連の支援は始まりました。
事業への想いは強い。
やるべきことも、頭では分かっている。
それでも、判断が重く、行動が先延ばしになる。
「考えていないわけではないんです。
でも、なぜか決めきれなくて……」
この感覚は、決して珍しいものではありません。
情報不足や意欲の欠如ではなく、“思考のどこで止まっているかが見えていない”状態でした。
経営者のモヤモヤを言語化する
最初に行ったのは、答えを提示することではありません。
経営者の頭の中にある考えを、順番に言葉にしていくことでした。
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・どこまでは分かっているのか
・どこからが曖昧なのか
・何が決まっていて、何がまだ決まっていないのか
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話が進むにつれ、ある瞬間が訪れます。
「……あ、ここですね」
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止まっていた場所が、初めて言葉になった瞬間でした。
それだけで、判断の重さが一段階、軽くなっていきます。
思考整理セッションで起きていたのは、
“答えをもらった”変化ではなく、“止まりどころが見えた”変化でした。
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答えを出さない支援
この週、もう一つ印象的だった出来事があります。
対話の途中で、経営者の方からこう言われました。
「藤田さん、今日なんか話しにくいです……」
当時の私は、コーチとして
「何か役に立つことを言わなければ」
「答えを出さなければ」
と、どこかで力が入っていました。
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しかし、その姿勢こそが、相手の思考を止めていたのです。
そこで、一度立ち止まり、
“知りたい・分かりたい”という姿勢に切り替えました。
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「そう感じた理由は何でしょう?」
「その奥にある望みは何ですか?」
すると、経営者自身の言葉で、
考えが整理され、次の一手が見えていきました。
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この経験は、
「整理されるとは、何かを教えられることではない」
という、EFの支援スタンスを改めて確信させる原体験となりました。
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組織でも同じ構造が起きている
この個の思考整理で起きていた構造は、
実は組織でもそのまま起きています。
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・若手が何に引っかかっているのか分からない
・管理職が動けない理由を言語化できない
・部署ごとに温度差が生まれている
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これらは、人の問題ではありません。
「どこで止まっているか」が見えていない構造の問題です。
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個人の思考整理と、
組織のエンゲージメント可視化は、
スケールが違うだけで、同じ構造を扱っています。
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「どこから手をつけるか」が見えた状態へ
12/15–12/21の一連の支援を通じて、
起きた変化は劇的な成果ではありません。
しかし、
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・判断の起点が明確になった
・優先順位を決める基準が言語化された
・「まず、ここから」という一点が見えた
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この状態に変わるだけで、
行動は自然に動き出します。
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弊社の支援スタンス
エンゲージメントフォーカスが大切にしているのは、
現場を責めることでも、
正解を押し付けることでもありません。
・今、どこで止まっているのか
・何が見えていて、何が見えていないのか
それを一緒に見える化することから、
個人と組織の変化は始まります。
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※本事例は守秘義務に配慮し、
内容を一部抽象化しています。
やりがいで可能性を最大化し、
のぞむ未来を共に叶える
その実現に向けて、
これからも伴走してまいります。
最後までお読み頂きありがとうざいました。
「やってみたいを、つくり合う。」
私たちは、
経営と現場をつなぐ伴走で、
年間延700名の“やりがい”を再設計してきました。
海外での事業再生、MBA、
スタートアップや中小から
大手企業支援の実体験をもとに、
組織の可能性を最大化する仕組みを届けます。
次は、
あなたのチームで試してみませんか?

