【事例】管理職が変われば、組織は動き出す|インフラ系企業様「4ヶ月伴走型マネジメントコース」が今年もスタートしました
- 管理職育成

2026年3月3日、インフラ系企業様にて、管理職向けの4ヶ月伴走型プログラム「マネジメントコース」のキックオフを実施しました。
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このプログラムは、単発で学んで終わる研修ではありません。
事前サーベイ、体験学習、現場での実践、プロコーチとの1on1、成果発表までを一つの流れとして設計し、管理職の「関わり方」を現場で変えていく取り組みです。
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昨年度は10名の管理職が参加し、4ヶ月を通じて「聴く・伝える・任せる・育てる」の質に変化が生まれました。参加者からは「今まで受けた研修で一番役に立つと思う」「学んだことをすぐに実践でき、メンバーと共に成長を実感できた」といった声も上がっています。
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今年度は、その手応えを土台に、さらに新たな管理職・リーダー層がこのプログラムに挑みます。
今回のキックオフで改めて感じたのは、「管理職の課題は本人の気合い不足ではなく、関わり方を学び、試し、振り返る機会が不足していたこと」だということでした。
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管理職が苦しむ時代に、必要なのは“正しい関わり方のアップデート”
今、管理職を取り巻く環境は大きく変わっています。
部下は「言われたことしかやらない」と見えやすい。
1on1をやっても深い話にならず、手応えがない。
経験の浅いメンバーにどう関わればいいか分からない。
そして何より、管理職自身が「マネジメントを体系的に学んだ経験がない。」
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昨年度の振り返り資料でも、この研修が必要だった背景として、
- 部下の指示待ちが増えている
- 経験の浅い部下への関わり方が分からない
- 管理職自身も正しいマネジメントを学んだ経験がない
- 1on1をしても深い対話になりにくい
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という課題が整理されていました。
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だからこそ必要なのは、精神論でも、テクニックのつまみ食いでもありません。
必要なのは、関わり方そのものを再構築することです。
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このプログラムは、4ヶ月で「学ぶ→試す→振り返る」を回し切る
インフラ系企業様で実施しているマネジメントコースは、4ヶ月間の連続型プログラムです。
流れは明確です。
- 事前サーベイ
- キックオフ/オリエンテーション
- Day1 相手を知る・聴く(関係の質)
- プロコーチセッション
- Day2 コーチング(思考の質)
- プロコーチセッション
- Day3 伝える・フィードバック(行動の質)
- プロコーチセッション
- Day4 成果発表・これからの取り組み宣言(結果の質)
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この設計は、組織の成功循環モデルに沿って、関係の質 → 思考の質 → 行動の質 → 結果の質を高めていく構造になっています。さらに、ソシオメトリやポジションチェンジなどの体験学習も組み込まれており、知識ではなく実感として学べるのが特長です。
つまり、ただ「良い話を聞いた」で終わらない。
現場で実践し、次回までに持ち帰り、また振り返る。
この往復までが設計に入っているから、変化が起きます。
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昨年度、実際に起きた変化
昨年度のプログラムでは、参加者10名が4ヶ月を走り切りました。
研修後には、
- 「傾聴」「受容」「共感」「一致」の向上
- 相手の意欲を引き出す手法の習得
- Iメッセージやポジティブ/ネガティブフィードバックの伝え方の理解
- 仕事や人、コミュニケーションを深く考える姿勢への変化
- 成長を促すことに注力するマインドへの転換
- GROWモデルや成功循環モデルの理解
といった変化が確認されました。
さらに、事後の360度サーベイでは、7〜8割のメンバーが「行動・思考の変化」を実感しています。特に「伝える」「ネゴシエーション」「考え方」などの項目で高い変化実感が見られました。
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参加者の声も印象的でした。
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「研修→実践→1on1でのフォローの4か月間だったため、習慣化につながり、過去に受講した研修に比べて浸透しやすかった」
「学んだことをすぐに実践で試すことができ、メンバーと共に成長を実感することができた」
「大変良い研修だった。今まで受けた研修で一番役に立つと思う」
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つまり、変わったのは“知識量”ではありません。
管理職の関わり方が、現場で変わり始めたのです。
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3月3日のキックオフで見えた、今年度のリアルな課題感
そして今年度。
3月3日のキックオフには、また新しい管理職・リーダーの皆さんが集まりました。
今回、参加の意気込みを読んでいて強く感じたのは、みなさんがとてもリアルな悩みを持っていたことです。
たとえば、
- 後輩指導やチーム連携を担っているが、業務指示に留まってしまっている
- 将来の組織長を見据え、今のうちから俯瞰したマネジメント視点を持ちたい
- 自分の強みや志を言語化し、自分自身のやりがいも再定義したい
- 年上・ベテランのメンバーが多い中で、どう信頼関係を築けばいいか分からない
- これまでの関わり方が、行動管理や指示中心になっている
- 任せたいのに任せられず、自分が抱え込んでしまう
- 部下が自ら考え、主体的に行動するチームをつくりたい
という声が並んでいました。
ここには共通点があります。
それは、
「部下をどう動かすか」ではなく、「自分はどう関わればいいのか」に向き合おうとしていることです。
この問いに向き合える管理職は、強い。
なぜなら、組織を変える起点は、いつも「上司の関わり方」だからです。
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キックオフで始まったのは、答えを教わる時間ではなく、自分のマネジメントを見直す時間
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今回のキックオフは、「これから4ヶ月が始まる」という説明の場であると同時に、
参加者一人ひとりが今の自分のマネジメントを棚卸しする場でもありました。
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これから4月末にかけて、IDレポートや360度サーベイをもとに、
- 自分はどんな癖を持っているのか
- 周囲は自分をどう見ているのか
- どこでズレが生まれているのか
- どの関わり方を変えれば、チームの空気が変わるのか
を見ていきます。
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昨年度も、360度サーベイによって「自己認識より他者評価の方が高い」「存在感や伝える力を、本人が思う以上に周囲は感じていた」といったギャップが可視化されました。そこから、自信不足や関わり方の癖に気づき、行動が変わっていった参加者もいました。
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管理職育成で本当に重要なのは、
「こうしなさい」と教えることではありません。
「自分の現在地を知り、現場で試し、フィードバックを受け、また磨くこと。」
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今回のキックオフは、そのスタート地点になりました。
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EFがこのプログラムで大切にしていること
EFがこのプログラムで一番大切にしているのは、
「管理職個人の成長を、組織の持続的成果につなげること」です。
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この研修のゴールは
- 自走するチームに変化させるスキルを理解し、再現性をもって現場で実践すること
- 部下の考えを引き出し、行動を促す関わりができること
- 心理学や組織論など科学的根拠に基づいたスキルを、体験学習を通じて体得すること
だと整理しています。
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また、行動変容を起こした仕組みとして、
- 連続型プログラム
- 1on1フィードバック&伴走
- 実践課題
- 見える化された成長ストーリー
- 周囲からの定性コメント
の5つを柱に動かしていきます。
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これは、言い換えると、
変化を「本人の頑張り」に委ねない
ということです。
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良い研修はたくさんあります。
でも、良い研修だけでは、現場は変わりません。
だから弊社は、
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「組織の現場に変化が起こるところまで設計する。」
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ここにこだわっています。
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管理職が変わると、組織の空気は変わり始める
昨年度の振り返り資料には、こんな変化がまとめられていました。
- 一方通行のマネジメントから対話型マネジメントへの進化
- 結果だけでなく、過程も承認する関わりへの変化
- 雑談や1on1を通じた安心感の醸成
- 若手が自発的に動き出す空気の変化
- 「自分もこうなりたい」と思わせるロールモデル性の発揮
つまり、変わったのは本人だけではなく、
周囲の見方・関わり・空気感そのものでした。
管理職の変化は、組織風土の変化につながる。
今回のキックオフは、その次の一歩です。
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ここから4ヶ月で目指すこと
これから始まる4ヶ月で目指すのは、単なるスキル習得ではありません。
- 相手を知り、聴けること
- 本音を引き出せること
- 伝えるべきことを、関係性を壊さずに伝えられること
- 任せることと放任の違いを理解すること
- 部下の強み・価値観・やりがいを言語化できること
- そして、メンバーが自ら考え、動き、成果につなげられること
これができる管理職が増えれば、
組織は“管理”ではなく“支援”で動き始めます。
去年の実績がそれを証明してくれました。
だから今年も、ここからまた一緒に積み上げていきます。
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管理職育成は、知識を入れることではなく、関わり方を変えることから始まる。
部下が動かないのは、意欲がないからではなく、
上司との対話の質が、まだ変わり切っていないからかもしれません。
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関係の質が変わると、思考の質が変わり、行動の質が変わり、結果の質が変わる。
この成功循環を、現場で再現していくのが管理職育成の本質です。
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もし今、
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「1on1をやっているのに深まらない」
「任せたいのに、結局自分で抱えてしまう」
「管理職が変われば組織が変わる気がするのに、その打ち手が見えない」
そんな感覚があるなら、管理職本人の能力だけでなく、関わり方の設計そのものを見直すタイミングかもしれません。
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